おすすめの病院システムコンサルティング会社5選
病院にシステム導入するにあたり、導入支援の強い味方がいます。「コンサルタント」と呼ばれる職種です。
病院にとって初めての電子カルテ化を行うにあたり安定的なシステム運用につなげるためコンサルタントに支援をもらうケースが多くなってきています。
コンサルティング会社を雇うメリットやおすすめのコンサルティング会社を解説します。
コンサルティング会社を雇うメリットと効果
病院向けのシステムコンサルティングは「ベンダー選定支援」と「システム導入支援」に分類されます。
「ベンダー選定支援」はシステム稼働に向けて電子カルテベンダーや各部門システムベンダーを選定のサポートを行います。
例えば、病院運用を踏まえてシステム仕様書の作成を行ったり、ベンダー選定業者の招集や各ベンダからの提案の取りまとめなどを行います。
初めての電子カルテ導入検討となれば、何から手を付けて良いかわからないケースが多く、コンサルティング会社の支援により病院にあったシステムやベンダーを効率的に選定できます。
「システム導入支援」は電子カルテや部門システムベンダーが決定後にシステム稼働に向けて導入や構築の支援を行います。
ベンダ選定後には実際システム稼働に向けて様々なルールや運用を検討し、システムに設定を行う必要があります。
ルールや運用を決めてシステム設定を行う上でどのように進めていくべきかや何を決定していく必要があるかなどシステム安定稼働に向けて助言やサポートを行います。
こちらも初めての電子カルテ導入となれば、コンサルティング会社の支援により、効率的にシステム稼働へ導くこととができます。
一方で「ベンダー選定支援」「システム導入支援」のどちらにも共通して言えるのが、支援実績やノウハウが多いコンサルティング会社に支援に入ってもらうことが重要です。
多くの実績やノウハウがあるからこそ、的を得た助言や十分なサポートが可能となります。
おすすめの病院システムコンサルティング会社5選
・株式会社メディカルエージェンシー
2008年11月に設立された医療機関向け総合コンサルティング会社。
本社は東京にあり、岡山営業所・大阪営業所・福岡営業所を有する。
医療情報システムの新規導入・入替・更新のコンサルティング(現状調査・システム更新方針・仕様書作成・ベンダー選定・システム開発・システム立ち上げ)を行う。
多くのコンサル実績を有し、特に国立病院機構グループに強い。
https://www.medical-agency.co.jp/index.html
・株式会社システム環境研究所
1993年4月に設立された総合医療コンサルティング企業。
全国に事業所は5つ(東京事業所、宮城事業所、沖縄事業所、大阪事業所、福岡事業所)を有する。
システム導入支援だけでなく経営企画支援や機器整備コンサルテーションなど幅広い支援が可能。
・一般財団法人医療情報システム開発センター(Medis)
当財団は、昭和49年7月に設立され、日本国の保険医療情報のシステム化推進を担う。
平成23年4月より、現在の「一般財団法人医療情報システム開発センター」として活動開始。
一般財団法人ではあるが、非営利性を徹底した法人としての性格を維持した活動を行っている。
https://www.medis.or.jp/index.html
・株式会社クニエ
経営戦略・企業変革を実現するためのコンサルティングサービスを提供。
2009年7月に設立され株主は100%NTTデータ。
あらゆる業界(金融、公共、小売など)のコンサルティングサービスを提供しており、近年ヘルスケアに注力し実績増加中。
・アクレインシステム株式会社
2019年6月に設立されたばかりの三重県の病院システムコンサルティング企業。
当社社長は、長きにわたり医療ITに携わり、多くの知見や実績を保有。
三重県伊勢志摩の地より医療業界の問題解決に取り組む。
まとめにかえて
本記事では、病院システムコンサルティング会社について解説させていただきました。
安定システム稼働に向けて(特に初めての導入では)コンサルティング支援は非常に有効な手段です。
今回掲載したコンサルティング会社へ相談ベースでお問い合わせされることをおすすめします。
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